BTCの運用先を考えている中で良さげなプロジェクトがあり、リスクはありますがやってみます。
今まで借金系のプロトコルはあまり触ってませんが、この際、経験を積むこともかねてやってみましょう。
FX Protocolとは
レバレッジ取引ができるPrepということになります。
そのレバレッジ取引のためにステーブルコイン(fxUSD)を取り扱っている&そのfxUSDがETH(stETH)とBTC(WBTC)で担保されているというのが特徴。
仕組みは相当に複雑なので、参考情報の記事をご確認ください。
まあ、簡単にまとめると以下のことができます。
レバレッジ取引(PrepDEX)
ステーブル借り入れ(fxMINT)
ステーブル運用(fxSAVE)
他
もし興味がある方がいらっしゃれば、私のリファを使ってみてください↓
やったこと
今回私がやったことは、WBTCを預けてステーブルコインを借り、そのステーブルコインを運用に回すということです。
【流れ】WBTC → fxUSD → fxSAVE
簡単にまとめておきます。
1.WBTCを準備
ETHチェーンにWBTCを用意します。
以前、Suiチェーンで運用していたLBTCをETHに戻してきて、WBTCにスワップしています。
0.05ほどですが、私にとっては大金です。
2.fx MINT:WBTCを預けてfxUSDを借りる
WBTCを預けてfxUSDを借りることができます。

MAX借りることもできますが、WBTCの価格(担保額)が下がったらちょっとずつリバランス決済がされていくので余裕を持たせています。

BTCの価格が上がることを信じていますので、ここまで下がらないとは思っていますが・・
ちなみにこれでもアグレッシブらしいです。
2.fx SAVE:fxUSDをデポジット運用
fxUSDをfx SAVEというところ(プール? ボルト?)に預けます。

ここでは、fxUSDを保有分マックスで預け入れ。
APYは6.67%くらいのようです。あとは待つのみ。
私が良いと思ったところ
理解するまで時間がかかるプロジェクトですが、いい部分をまとめておきます。
1.BTCを手放さず、結果的に高利回り運用ができる
BTCを運用する場合、高いAPYを得られるものは少ないです。
このプロジェクトはBTCをステーブルコイン(fxUSD)として運用しているようなものです。
借りたfxUSDを返済すれば、預けたWBTCが戻ってきます。
つまり、BTCを手放さずに運用できているというからくりです。
2.長期間持つ場合、手数料(負債の利子)が少ない
ステーブルコイン(fxUSD)を借りるとき、返す時に手数料がかかるだけというのがポイント。
長期間持つ場合は、他の担保借り入れプロジェクトよりお得です。
BTCをあと何年も持ちたい、という方にはよいと思います。
私の考えるリスク
ややこしいので2点だけ。
1.プロジェクトの破綻
これはどこも同じですが、プロジェクトがぽしゃったら預けていたWBTCは返ってこないでしょう。
監査設けていて透明性も高めなところが安心材料。でも100%ではない。
2.BTCの暴落
BTCが暴落すると担保価値も下がり、ロスが発生します。
バッファは余裕を持っているつもりですが、想定外の大暴落が来たらダメですね。
まとめ
BTCはずっと保有しておきたい、でも運用で少しでも増やしたいという思いでこのプロジェクトを始めました。
吉と出るか・凶と出るか、数年後を楽しみに待ちたいと思います。
ちなみに、少額のBTCであればBitgetなどの方が利率がいい場所もありますので使い分けですね。
参考情報
複雑な製品も詳しく紹介されています。

FX ProtocolというBTC(WBTC)を担保にステーブルコインを借りて運用することができるものです。

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