久しぶりにノード系のプロジェクトを動かしてみます。
今回のはCPUじゃなくメモリを大量に消費する系なので、メモリが余っているVPSを使うと良い感じかもしれません。
Gensynとは
複数のコンピュータでAIトレーニングをしようというプロジェクトで、それに対する報酬がもらえるようです。
こちらがプロジェクトのサイト⇒https://www.gensyn.ai/

みんなで頑張ってAIトレーニングしますよー、っぽい見た目のサイトですね。
やったこと
VPS上でGensynのノードプログラムを稼働させて放置です。
1.VPS利用
動かしたときのメモリ使用量が軽く16GBを超えるのでメモリが高いVPSを選ぶ必要ありです。

20GBくらいはないとまともに動かないのではないかと思います。
2.手順に従いプログラムを稼働
今回の作業はかなり難しいほうですね。
手順はこちら⇒https://github.com/gensyn-ai/rl-swarm/blob/main/README.md
エラーが出た場合はエラー内容を確認して対応する、ということを繰り返すとなんとかできる感じです。
大体は依存関係とかモジュール関連、チャットGPTか何かでエラー内容を確認し、対応していきました。
稼働させると「Connected to Gensyn Testnet」と表示され、ノードID(猫マーク)とノードピアID(ラクダマーク)が表示されます。

そして計算の%が出ます↓ あとは放置。

3.稼働させるためのポイント
(1)動かし続ける必要があるため、セッションを作って稼働させる
VPSのコンソールを閉じても動かし続けるため、セッションを作って稼働させる。
tmux new -s gensyn
(2)稼働時にプログラムへのログインはcloudflareのトンネルを使う
VPSで稼働させる場合、ログインができないのでトンネルの仕組みを使う。
cloudflared tunnel –url http://localhost:3000
(3)よく落ちるのでたまに見る ※毎日でもいいかも
テストネットのためか不安定で時々、というか頻繁にプログラムが止まっています。
メモリ使用率を確認し、メモリがあまり使われていない(=止まっていると判断)して、もう一度プログラムを起動させましょう。
私見
かなり稼働が難しい方のノードプロジェクトのため、チャレンジする人少ないんじゃなかなー。と個人的には思います。
そのため、報酬が発生した時に恩恵が受けられるかも。
こまめにノードプログラムが起動しているかを確認してメンテナンスしていこうと思います。
原神とは関係ないよね? あるのか。
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