最近よく話題にでてくるSoneium。ソニーが手掛けるチェーン。
そのテストネットのノードを構築して動かしてみようという試みです。
ノードを提供しプロジェクトに貢献してエアドロを得るのが最近のトレンド、私もやってます。
いざ。
Soneiumテストネットとは
Soneiumはソニーが手掛けるチェーンで、クリエイターなどのニーズを満たすことを目的としたレイヤー2のチェーンです。
既にメインネットは稼働していますが、テストネット(Minatoチェーン)もまだ使えます。
こちらがMinatoチェーンのWebページ ⇒ https://thirdweb.com/soneium-minato

なんとなくおしゃれやね。
やったこと
VPS上でテストネットのノードを構築し動かすという作業を行いました。
手順は公式Docを参照 ⇒ https://docs.soneium.org/docs/builders/node
そこそこ難しいのでやる人は心してやりましょう。
1.VPSを契約
私はContaboというレンタルサーバのVPS3を借りて動かしています。

1か月16ユーロ、3,000円弱ですね。まあまあな金額。
2.ノードプログラムを動かすためのソフトをインストール
SSHのバージョンアップや、git、docker、docker-composeなどをインストール
ここはお使いのLinux環境によって違うので略。
3.Soneiumテストネットノードをインストール・セットアップ
Docを参照しつつやるだけですが、要するに4つのファイルを準備してノードを動かす。これだけです。

ポイントをかいつまんで紹介↓
(1)ethereumのRPCノードを入れる部分がありますが、ここは無料のRPCサービスを利用
L1_URL=<your_ethereum_rpc_node>
L1_BEACON=<your_ethereum_beacon_api>
こちらのサイト⇒ PublicNode から拝借。
以下のようになります。
L1_URL=https://ethereum-sepolia-rpc.publicnode.com
L1_BEACON=https://ethereum-sepolia-beacon-api.publicnode.com
(2)同じVPSで動かしている他のノードとポートが被らないようにする
イーサ系のノードは使うポートが被ります。そのため、設定ファイルを修正してポートが被らなくします。
修正するのは、docker-compose.ymlファイルです。
↓こんな感じで、ホスト側(VPS側)で使うポート番号を変えます。私は面倒なので2を追加。
ports:
- "28551:8551"
- "26060:6060"
- "28545:8545"
- "28546:8546"
- "20303:30303"
4.ノードの起動
docker-composeを起動することでノードを起動させています。
docker statsの結果はこちら↓ 結構CPUを食います・・

私は1つのVPS上に複数プロジェクトのノードを稼働させているため、結構リソースが厳しいですね。
操作がかくかくします。
本気でSoneiumを動かすならば、新しくVPSを契約して動かした方が良いノードかもしれません。
私見
ノードの構築するプロジェクトとしては、比較的簡単な方だと思います。Docが丁寧。
ただし、推奨スペックなどが分からず何とか動きましたが、VPS1とか低スペックのサーバだと動かないかもしれませんね。
Soneiumはすでにメインネットが動いているので、今、テストネットを動かしてもプロジェクト貢献(それによるエアドロップ)はあまりないかもしれません。
やる方は自己責任ですね。
参考情報
私の参加させてもらっているコミュニティから得た内容です。
ノード構築は独力でやるには限界がある(サラリーマンには)ため、コミュニティ参加は悪くない選択肢と感じますね。
バリバリにDocを読みこなせて、ニュースなどの動向も追える方なら独力でもよいかもしれませんが。
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